■ブラジル基礎情報
南半球に位置し、通称ブラジルは、南アメリカに位置する連邦共和制国家です。
南米大陸で最大の面積を誇ります。首都はブラジリア。
南アメリカ大陸最大の面積を擁する国家であると同時にラテンアメリカ最大の領土、人口を擁する国家です。南北アメリカ大陸で唯一のポルトガル語圏の国であり、同時に世界最大のポルトガル語使用人口を擁する国でもあります。
人口約1億9,300万人。総面積8,511,965km2と日本の約22.5倍もの広さがあり、世界第5位の面積です。
人口密度は、22人/km2と、日本の15分の1(日本は339人/km2)です。アルゼンチンよりは人口密度は大きいです。
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ブラジルの国旗 |
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■ブラジルの日系社会は世界最大級
1892年にブラジル政府が日本人移民の受け入れを表明し、日伯修好通商航海条約締結後、1908年より正式移民開始(「笠戸丸移民」)されました。
2008年には、日本人移民100周年を記念し、日本ブラジル交流年と制定され、両国でさまざまな催しが行われる程の親日国です。
サンパウロの世界最大級の日本人街「リベルダーデ」を中心に、海外で最大の日系人社会(約140万人)を持っていて、ブラジル社会に完全に溶け込んでいます。
ウィキペディア「日系ブラジル人」はこちら
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ブラジル移民100周年
サンパウロ市ガルボンブエノ街 |
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■ブラジルはコーヒーの輸出量、世界第1位
ブラジルといえば、コーヒーを連想されるくらい有名で、輸出量も世界第一位。
これは、人的労働が重要なコーヒー生産において、なにより安い労働力を得やすいという事情に因るところが大きく、霜の降りにくい高台地帯の広いことも栽培にてきしているそうです。
しかし、コーヒーの過剰生産により、国際価格が暴落したため、ブラジル政府としてもコーヒーへの依存度を下げるために、とうもろこし・大豆・サトウキビなどの栽培が奨励された歴史もあるようです。
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■ブラジルの農業について
ブラジルの主要農産物は、さとうきび64,892万トン、大豆5,992万トン、トウモロコシ5,902万トン、コーヒー豆259万トン(2008年)です。
ブラジルはコーヒー豆の他にも世界有数の農産物輸出国であり、鶏肉、コーヒー豆、粗糖の輸出額が世界第1位、大豆の輸出額が世界第2位となっています。(FAO:2007年)
農水省 ブラジル農淋水産業概況はこちら(2008年のデータ)
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最大落差80メートル、滝幅4kmに及ぶ世界最大のイグアスの滝 |
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